布を使ってデコパージュをするときの5つの注意点
2017/05/24
主婦の間で話題のおしゃれでオリジナル作品を楽しめるデコパージュ。ペーパナプキンではなく、布を使って作る場合はどんな点に注意したらよいのでしょう!デコパージュ講師がお伝えしたい5つの注意点をご紹介します。
素材は凹凸のないものを選ぶ
通常、デコパージュは薄いペーパーナプキンを使うことで、素材の表面にぴったり沿わすことができます。
しかし、それに比べ布は厚みがあるため、少しでも凹凸があるとうまく素材に沿って貼り付けることができません。シワになったり、生地にたるみが出てしまいます。
貼りたい素材に関しては、凹凸のないフラットな表面にモノを選びましょう。
極端な丸み(カーブ)のある素材は選ばない
球体や、極端にカーブのあるものは避けたほうが良いでしょう。角に少しのカーブがあるくらいであれば問題ありません。
もしも、球体に布を使ってデコパージュをしたい場合は、布の裁断方法を変える必要があります。
これに関しては、また後日ご紹介したいと思います。
しっかりと素材に密着させる
布は厚みもあり、繊維が溶剤を吸収するため、デコパージュの糊の量を多めにし、しっかりと素材にに密着させましょう。少ないと、すぐに剥がれる原因になります。
※目安としては、ペーパーナプキンをデコパージュする際の2倍の量です。
デコパージュする際には、スポンジを使って押し当てるように密着させます。ペーパーナプキンとは違い、破れる心配がないので力を入れても大丈夫です。少しでもヨレていたり浮いている箇所がないようにします。
端の処理をしっかりとする
貼り付けが完成したら、布の端の処理をしっかりとしておきましょう。角や端のはみ出た布は、素材に合わせてカットします。
糊の付きが弱かったり浮いていると、その部分から剥がれてきたり、糸がほつれてきます。
布の上にも上塗りをすると効果的!
布を使ってデコパージュをした場合にも、上塗りはしておくほうが良いでしょう。
※布を貼る際に使用した同じ糊で大丈夫です
上塗りをしておくことで、防水・防汚の効果があります。布自体が吸収性があるので、これを省くと汚れが目立ちやすくなります。
※上塗りをした布のデコパージュ作品が汚れてしまった場合は、速やかに硬く絞った濡れ布巾で拭き取ればきれいになります。
まとめ
布を使ってデコパージュするときの注意点は参考になりましたでしょうか。
気軽で簡単に楽しめるに布を使ったデコパージュ。溶剤・布・貼りたい素材があれば、今すぐにでお作れちゃいます!
ご紹介した注意点を参考に、素敵なアイテムを作ってみてくださいね。