【必見】印刷物でデコパージュする方法を詳しくご紹介!
2017/08/01
ペーパナプキン(紙ナプキン)以外の素材を使ってデコパージュをされてみたい方必見!
今回は、ポストカードのような厚みのある印刷物でデコパージュをする方法と、折り紙のような薄い印刷物を使ったデコパージュの方法をご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
はじめに
転写とは
転写とは文章・図面などを写し取ること。また書き写すこと
と、辞書には記されています。(以上goo辞書より引用)
デコパージュに置き換えると、文章や図面=デザインや画像の部分です。
貼りたいデザイン(紙)に専用の溶剤を塗り重ね、一枚の薄いシート状にし専用の溶剤を使って素材に貼り付けます。
ポストカードのような厚みのある印刷物を使ったデコパージュの方法(転写技法)
用意するもの
- 使いたい模様の入った印刷物(ポストカード)
- デコパージュしたい素材(今回は石鹸をご用意しました)
- デコパージュ専用の糊
- 水少量と印刷物を浸すための容器
- 筆、はさみ、スポンジ・クリアファイル(鏡でも代用可)
ポストカードを使ったデコパージュ石鹸の作り方
1.印刷物(今回はポストカードを使用)の表面に専用の糊を左から右に塗ります。乾いたらの上から下に塗り乾かします(格子状に塗ることになります)。これを3回繰り返してください。
2.完全に乾いたら、水の入った容器に約20分浸します。その後、クリアファイルに写真表面が下になるように置き、指の腹で表面をこすって水分を含んだ層を剥がします。
印刷物によっては、紙が何層にもなっているので一番下の層が見えるまで繰り返します。誤って一番下の層をこすりすぎると、破れてしまうので気を付けましょう。
全てこすって剥がすと薄いシートのようになります。
3.2でできたシート状の印刷物を乾燥させます。
4.石けんの表面の傷や凸凹をきれいにしておきます。スポンジやティッシュで拭くとなめらかになりますよ。
つぎに石けんにデコパージュ糊を少し多めに塗ります。
5.4で乾燥させたペーパーを石けんの上に置き、スポンジで押しながら貼り付けます。中央から外に向かって中の空気をぬきましょう。
6.一度乾燥させます。周りからはみ出たペーパーを丁寧にカットしてください。その後、6と同じ糊を使って上塗りをします。<上塗り←乾燥>これを3回ほど繰り返します。
7.ニスを数回塗り重ねて完成です。
参考:上記と同じ方法で製作した木製コースター
折り紙のような薄い印刷物を使ったデコパージュの方法
折り紙のような薄い印刷物をデコパージュする場合には、転写はぜず直接素材に貼り付けることが可能です。
その際、いくつか注意点があるため気を付けながらデコパージュしましょう。
今回は折り紙を使用していますが、包装紙や市販のラッピング用紙のようなものでも可能です。
用意するもの
- 使いたい模様の入った印刷物(今回は折り紙を使用)
- デコパージュしたい素材(今回はボックスを使用) ※この場合、使用する素材は凸凹のない平らなものを選んでください。極端なカーブや凸凹のあるものに貼ると、紙が伸びずにうまく貼れません。
- デコパージュ専用の糊
- はさみ、本または固めのカードなど
折り紙を使ったデコパージュボックスの作り方
1.専用の溶剤を素材にムラなく塗ります。
2.ゆっくりと折り紙を置きます。真ん中から外に向かって、本または固めのカードを使い、すべらすように貼り付けていきます。
全ての面に折り紙を貼り付け、一度乾かします。乾いたら、同じ溶剤で上塗りをします。乾いたら完成です。
※手で貼り付けるとその部分のみに力が入り、表面が平らになりません。折り紙などの印刷物は大きな折じわが目立ちやすいため、貼り付ける際には均等な力が加わるように本などを使って貼ります。
※今回ご紹介した折り紙を使った方法は、紙箱や木箱、平らなプラスチック素材などには適していますが、形状、素材によっては適さない場合もあります。
※著作権のあるデザインを転写した場合でも、作品販売する行為は著作権侵害に相当します。個人でお楽しみになる範囲でご使用ください。
まとめ
このように印刷物をデコパージュすれば、今までペーパーナプキンにはなかったデザインを自分好みで楽しむことができますね。
お好きなイラストやお子様の絵、またブランドの包装紙やお買い物袋を使ってデコパージュするのも楽しいかもしれません。
身近なものを利用して、ぜひ一度お試しください。
また自宅で印刷した印刷物を使ったデコパージュの方法も近日ご紹介します。
楽しみにしていてくださいね。
> ペーパーナプキン以外を使ったデコパージュ作品はこちらから