コピー用紙(インクジェット)でできる簡単オリジナルのデコパージュの方法と裏技をご紹介!
2017/06/16
ご存知でしたか?自宅のプリンターで印刷したインクジェットのコピー用紙を使ってデコパージュができるんです!
デコパージュをもっともっと楽しむために、是非参考にしてくださいね。
今回は、デコパージュ講師が独自に考えた裏技をご紹介しちゃいます!
インクジェット印刷 コピー用紙を使ったデコパージュ皿 の作り方
用意するもの
- 使いたい模様の入ったコピー用紙(今回は画像をお借りし、自宅のプリンターで印刷しました)
- デコパージュしたい素材(今回は陶器のお皿をご用意しました)
- デコパージュ専用の糊とニス
- はさみ、筆、油
作り方
1.まずは、コピー用紙の準備です。
使いたいデザインをA4用紙に印刷します。印刷した用紙の裏側のデザイン部分のみに、油をムラなく指で塗ります。
塗れると透明感が出るので塗れているところと、そう出ないところは一目瞭然です。
※なぜ油を塗るのかは、下記で説明しています。
2.これを完全に乾かします。(急いでいるときはドライヤー使用可)
3.乾いたら、使う部分のみをカットしましょう。
4.お皿の表面は、余分な油分やほこりを拭き取っておきましょう。
お皿にデコパージュ専用の溶剤をムラなく塗り、先ほどカットしたコピー用紙を貼り付けます。
浮いている部分は、指でしっかりと押しながら貼り付けておきましょう。
5.用紙がしっかりとお皿に密着しているのを確認できたら、一度乾かします。
6.乾燥後、同じ溶剤で上塗りをし再度乾かし、ニスを数回塗り重ねたら完成です。
まるで、印刷されたかのような仕上がりになりました!!
印刷物を転写することなく、そのまま使ったデコパージュの方法です。とっても簡単、短時間でできるので気軽に楽しめますね。
インクジェット印刷 コピー用紙を使ったデコパージュキャンドルの作り方
用意するもの
- 使いたい模様の入ったコピー用紙(今回は画像をお借りし、自宅のプリンターで印刷しました)
- デコパージュしたい素材(今回はキャンドルをご用意しました)
- デコパージュ専用の糊とニス
- はさみ、筆、食用油
※作り方は、上記の『インクジェット印刷 コピー用紙を使ったデコパージュ皿 の作り方』と同様の方法なので省略。
では、ここで・・・・。
『今回は転写をしないでいいの??』と疑問に思われた方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、ご説明します。
転写をぜずにコピー用紙を貼る理由
ズバリ、転写をするとインクが滲んでしまいきれいな柄がでないからです!
以前ブログでご紹介したような『ポストカードのような厚みのある印刷物を使ったデコパージュの方法(転写技法)』のように、お水につけて紙の層を薄くするというような工程はしません。コピー用紙そのままを使用しています。
家庭用プリンターは、インクジェット使用のものが多いので、インクが滲みやすいのです。
もしも、転写をするとこうなります・・・・。
↓
写真上のように、転写をするとインクが滲んでしまいきれいな柄がでません。
これでは、時間と労力が無駄になってしまいますよね。
油を使ってムラを防ぐ
ここで、『A4用紙をそのまま貼ってしまえばいいのでは??』と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
たしかに、貼るだけであれば可能です。特にデザイン全体に色があり、白い部分がなければそれでも大丈夫です。
しかし、用紙の白い部分にデコパージュ専用の糊がついた場合、透明部分とそうでない部分とムラが出てしまいます。
そのため、予めデコパージュする前に油を塗ってムラを防いでおきます。最初から透明にしておけばいいのです!
写真上は、裏面に油を塗ったものです。
香水瓶の半透明のように見える部分は、元は白色です。
これを使ってデコパージュしたものがこちら。
転写をしなくても、滲みのないきれいなツルツルのキャンドルが完成しました。
まとめ
今回は、私好みの香水瓶の画像を拝借し自宅で印刷したものを使用しましたが、この方法であらゆるものがデコパージュ可能になります。
家族写真、可愛いペットの写真、お子様の描いた絵、手描きのイラストや文字を印刷したものをデコパージュしても楽しいですよね。
コスパ良し、見た目良しのコピー用紙(インクジェット)のデコパージュ、是非お試しくださいね。
※ネット上の画像ダウンロードやコピーしたデザインは、個人で楽しむ範囲で使用しましょう。無断での商用利用は、違法ですのでご注意ください。
>‟ペーパーナプキン以外の素材を使ったデコパージュ”についてはこちらから